金属溶存水素センサー(NOTORP)
ノトープ(NOTORP)操作方法
アルミニウム及びアルミニウム合金の鋳造時に製品歩留を左右するのが、熔融金属中に溶け込んでいる「水素ガス」です。
熔融金属中にこの「水素ガス」が多いまま鋳造すると、溶け込んだガスが金属の中に残り、ピンホールなどの欠陥になってしまいます。
本製品は、見えない熔湯中の「水素ガス」を数字としてリアルタイムにデジタルで表示します。
脱ガス処理による水素ガス量を数値管理、データ保有も出来る為、製品の品質向上、安定、保障に繋げる事が可能です。
NOTORP KYHS-BU3
熔融アルミニウム用水素濃度測定装置
「NOTORP KYHS-BU3」
アルミニウムの場合、溶け込んでいるガスのほとんどが水素ガスです。
より高品位なアルミニウム製品が求められている今、熔融アルミニウム中の水素ガス量の管理がいっそう重要視されています。
「NOTORP」はプロトン導電性セラミックス(センサプローブ)の特徴を生かした水素濃度測定装置です。最大な特徴は、熔融アルミニウム中の水素ガス濃度をリアルタイム、連続で測定し、数値管理ができることです。
特徴
・JIS認定各種アルミニウムに対応
・センサー挿入後3~10分で数値安定、水素濃度変化には数秒で応答します
・リアルタイムで脱ガス中・フラックス使用中にも測定可能
・インラインで直接かつ24時間連続測定が可能
・400℃~800℃の高温かつ過酷な条件下でも水素を測定可能
・0~1.00㎖/100gAlでの範囲で精度よく測定可能
NOTORP CS-1
熔融銅用酸素濃度測定装置
NOTORP CS-1
銅の場合は、水素ガス、酸素ガスが溶け込んでいる事が多く、それぞれのガス量を測定するニーズは高まってきています。
NOTORP CS-1は短時間で熔融銅中の酸素ガス量を測定できるスポット測定式のセンサーです。
操作:液晶タッチパネル
データ記録:SDカード
電源:バッテリー、AC100V選択可能
納入実績
国内 海外
・展伸材メーカー ・展伸材メーカー
・金型鋳造、ダイカストメーカー ・ 金型鋳造・ダイカストメーカー
・一時合金メーカー ・ 研究機関
・二次合金メーカー
・研究機関
・アルミ鋳造関連メーカー